やまねこの物語

日記 ハンブルクの魚市

2003年5月10日(土)から5月18日(日)にミュンヘンのオルレアン広場で「ハンブルクの魚市」というのが開かれた。これはハンブルクに出ている本当のお店がドイツ各地を回るというもので、それがミュンヘンでも先に挙げた期間開催された。「魚市」と聞いて僕は日本にあるような魚市場を想像した。ドイツでは魚がどのようにして売られているのか気になったので、僕はオルレアン広場まで出かけた。広場は半円形の形をしているが、その半円に沿ってトレーラーが並べられ、そこにお店があるようだ。

広場に足を踏み入れた時、店頭に魚が並べられ売られている光景を期待したが、そのようなものはなく、ビールを楽しんでいる人の姿が目に入った。探してみると魚を売っているのは一軒だけで、他はソーセージ、チーズ、小物などのお店であった。魚の市を期待していたので、そういった意味では少し期待外れではあったが、ふと疑問に浮かんだのは、新鮮な魚をどのようにして手に入れているのだろうかということだった。ハンブルクなら新鮮な魚を手に入れるのに苦労はしないと思うが、こういったドイツ各地を回る市ではどのようにしているのか、彼ら(ハンブルクから来た市の人)は例えばミュンヘンでの期間が終了するとハンブルクに帰るのか、違う街には違う人たちが行くのか、そういったことが気になった。

広場に入って魚を売っているお店を見ていたが、僕が見ていた限りではお客は一人もなかった。隣の豚肉のお店、チーズのお店も同様で、一番人気があった(ように見えた)のは、ザクセンとテューリンゲンのソーセージのお店であった。僕が訪れたのは午後だったので、もしかすると早朝や夕方、夜では違った光景を見られたかも知れない。

後日、このハンブルクの魚市について友人に話していたところ、ゼントリング門のところでも同じようなものが開催されているとのこと。そこでゼントリング門に向かってみると、そこでも魚市が開催されていた。しかも看板などに「ハンブルク」と入っている。これはオルレアン広場のものと同じ団体がやっているのか僕は分からないが、ゼントリング門広場での方が活気があるように見えた。ここでも同じく魚を販売していたが、オルレアン広場での魚市とは違って、ガラスケースの前には多くの人が並んで中を覗き込んでいた(しかし、購入している人は見かけなかった)。後日、プログラムを見てみるとゼントリング門での魚市が「ハンブルクの魚市」、オルレアン広場でのものが「オリジナル・ハンブルクの魚市」となっていた。)

いずれにしても、料理において牛、豚、鶏などと比べてあまり身近ではない魚を身近に感じることの出来る催しは良いと思うが、海のない南ドイツで魚だけでなく海を感じることが出来たならばもっと良かったようにも思えた。

ハンブルクの魚市の入り口

ハンブルクの魚市の入り口

ハンブルクの魚市

ハンブルクの魚市

魚のお店

魚のお店

魚のお店

魚のお店

豚肉のお店

豚肉のお店

チーズのお店

チーズのお店

ソーセージ

ソーセージ

ザクセンとテューリンゲンのソーセージのお店

ザクセンとテューリンゲンのソーセージのお店

甘いもの

甘いもの

これは何だったか

これは何だったか忘れました。
ニンニクと何かと言っていたような。

ビアガーデン

ビアガーデン

ハンブルクの魚市

ハンブルクの魚市 

魔女グッズのお店

魔女グッズのお店

オルレアン広場

オルレアン広場 

     

    以下がゼントリング門広場での魚市の写真。魚を販売しているガラスケースに人影が映っているが、そのように覗き込んでいる人は多かった。

ゼントリング門広場での魚市

ゼントリング門広場での魚市 

ゼントリング門広場での魚市

ゼントリング門広場での魚市 

魚のお店

魚のお店
お店の人は暇そう

魚のお店

魚のお店 

ゼントリング門広場での魚市

ゼントリング門広場での魚市 

ゴミ箱

ゴミ箱 

(2003年05月17日)

 

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