2003年9月21日(日)、オクトーバーフェスト2日目のイヴェントである民族衣装パレードが行われた。今年はマックス・モニュメントからフェスト会場であるテレージエンヴィーゼをパレードする。今回のパレードにはドイツ各地、イタリア、リヒテンシュタイン、ポーランド、スイス、オーストリア、サンマリノ、ルーマニア、南チロル、スロヴェニア、ハンガリー、ウクライナから合計7500人が参加し会場までの7キロを約2時間掛けてパレードする。
僕は今年も朝早くから出かけたが、間近で観ることが出来るように道幅が広くない通りを選び、また当日は前日のように快晴で日差しが強いという予想だったので、撮影するのに逆光にならないであろう場所を選んだ。パレードは午前10時前にスポンサーのものが始まった。南ドイツ新聞、ビール会社、ベンツ、TVミュンヘン、IKEA
などが続いた。そういえば馬車にアサヒビール社長、池田弘一氏の姿があった。おそらくゲストとして招待されているのであろう(オクトーバーフェストin大阪は10月7-11日に開催されるとのこと)。
スポンサーのパレードが通り過ぎ、暫くしてから民族衣装パレードが始まった。前日と同じように
MINI のパトカーに先導された警官から始まり、ミュンヘン小僧(に扮する女性)と続いた。昨年と同じようにミュンヘン市長クリスチャン・ウーデ、バイエルン州首相シュトイバーも参加していたが、後者の方が声援が大きいように感じられた。この日はバイエルン州議会の選挙もあり、シュトイバーのCSUが圧勝との見方がある。そういえばその後のドイツ兵士のパレードの時も声援が大きかった。イラク問題などが影響しているのだろう。ところで昨年はルートヴィヒ2世(に扮した男性)の乗る馬車が一番声援を受けていたように感じたが、今年は声援は受けていたものの昨年のように一番大きいとは感じられなかった。パレードにも社会情勢が影響しているのかも知れない。
ところで先にも書いた通り、僕は今年は逆光にならないような場所を選んだが、思った以上に太陽の昇るのが遅く、逆光を心配する必要はなかった。だが太陽に照らされると思っていた道がそうではなく、非常に濃い建物の陰になっていた。予想外。しかし民族衣装パレードはブラスバンドの演奏や馬車の鞭の音、馬の飾りのカランカランという音などが響き渡っていて迫力的があった。また色々な民族衣装、特に女性の衣装が様々な装飾で、観ていて面白かった。というわけで今年もパレードそのものより、民族衣装を意識して写真を撮った。(写真はパレードの順番に並んでいます。)
以下の写真は全て2003年9月21日(日)の写真です。
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