5月23日(日)、友人に会ったあと、一人夕方の街を散歩した。数日前までは日差しが強く、半袖の服が似合う5月らしい天候が続いていた。しかし昨日あたりから天候が崩れ、同時に最高気温が10度前後まで冷え込み、街ゆく人を見ても5月下旬にもかかわらずコートを着ている人やマフラーをしている人が全く違和感なく風景に溶け込んでいた。
前日、雨が降ったことによりこの日の空気は非常に綺麗に感じられたが、同時に風が冷たい。例年のこの時期は非常に暑く、日差しも強いが、この日の天候は、日差しがそれほど強くなく、逆に柔らかく感じることさえあった。それ故か街が非常に落ち着いているように感じられる。その日の夕方、影が長くなってきた頃に散歩をした。
下の写真では宮廷庭園、ケーニヒ広場(プロピュライオン、州立古代美術博物館、グリプトテーク)、旧北墓地を紹介しているが、ケーニヒ広場に来たころには、天候も良くなり太陽が姿を見せる時間が長くなった。同時に影も色濃く長く延びていた。旧北墓地に着いたころには更に太陽の高さが低くなり、木漏れ日が木々を金色に染めていた。雨上がりの街は何処か優しく感じられた。
以下の写真は全て2004年5月23日(日)撮影したもの。
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