先日、バイエルン王ルートヴィヒ2世の棺が安置されてあるヴィッテルスバッハ家の墓所を訪れた。王の棺や横にはバラの花が供えられていた。またバイエルン王オットーの棺の上にも一輪の白バラが供えられていた。6月はバラが花咲く時期で、街中でもバラが綺麗に咲いている風景を何度も目にすることが出来る。
市内のルイトポルト公園にもバラが咲いているので、僕は見頃と思われる日に訪れてみた。僕が訪れた時は曇っていたが、この日の天気予報では雨だったせいか、公園内にはそれほど人がいるわけでもなく、ベンチで休んでいる人の姿も少なかった。公園内に植えられたバラを見てみると時期的にちょうど良いものもあれば、そうでないものもある。僕が写真を撮っていると、カメラや三脚を手にした何人かの人がやって来た。聞こえてきた会話から、彼らはバラを背景に人物の写真を撮ろうとしているのが分かった。立ち位置について話していた。
僕がこの公園内にいた時は雨が降らなかったが、夕方頃、予報の通り雨が降ってきた。雨に濡れた花はまた別の表情を見せるかも知れない。バラが咲いているこの時期に雨が降ればまた訪れてみたい。
以下の写真は全て2004年6月19日(土)に撮影したもの
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