日記 イザール川の増水 |
ミュンヘンを流れるイザール川は過去に何度も氾濫し、その度に甚大な被害をもたらした。そして戦後、色々な増水対策がなされ、現在はアルプスの雪解け水が来ても、それほど大きな被害は出なくなった。しかし2005年8月、ずっと続いた雨などの影響でアルプス一帯は増水し、イザール川の水位も上昇した。8月24日(水)、午前6時にはミュンヘン市内を流れるイザール川の水位が5,36mまで上昇し、普段は河原となっている所までも水に浸かった。これは増水対策がなされて以来最も高い水位である。 ニュースなどでも過去に例がないくらいの増水と報道されているが、実際にイザール川を見てみると、手が届きそうな位置に水面がある。川の水は濁っていて、かなりの速度で流れている。橋や堰の近くでは、水はゴーッという、けたたましい音を鳴り響かせている。そしてイザール川にかかるタールキルヒェン橋が封鎖され、またミュンヘンで最も海抜が低い位置(海抜482m)に当たる博物館島にあるドイツ博物館にも浸水による被害が出て一部は入場禁止となった。以下の写真は全て2005年8月25日(木)午後に撮影したもの。 |
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(2005年8月26日) |
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