やまねこの物語

日記 暖かい日の散歩

夕方の公園友人と幾つかのクリスマスマルクトを回った。この日は最高気温が17度と非常に暖かい一日だった。8月や9月にもありそうな陽気である。太陽も眩しく輝いている。

クリスマスマルクトを訪れてみても、その暖かさからか何処かクリスマスらしい雰囲気がないように感じられた。例えば「中国の塔」にあるクリスマスマルクトでは毎年、氷の置物が出されるが今年は出ていない。もしかすると既に溶けてしまったと言うことも考えられる。

しかしその暖かさを楽しむように散歩をしている人は多かった。自転車に乗っている人も多いように感じられる。ジャケットなしでセーター一枚で過ごせるような陽気だ。

公園内を通り抜けると、そこでも散歩をしている人の姿があった。犬を連れている人が多い。またベンチに腰掛けて話している人など、12月とは思えないような風景がそこにはあった。カラスの鳴き声もその暖かさを演出しているように聞こえる。

夕陽を見ても、冷たい空を感じさせるものはなく何処か温もりのあるものに感じられた。


写真はこの日記当日に撮影したもの。

(2006年12月05日)

 

menu
「日記」のトップに戻る