やまねこの物語

日記 新サッカースタジアム

以前の日記「サッカー観戦」でも書いたが、ミュンヘンで2001年10月21日(日)新サッカースタジアム建設に関する住民投票が行われた。建設予定地は市の会議などで既にミュンヘン郊外の Froettmaning に決まっていた。(幾つか挙がっていた建設予定地候補から先の場所を決める際にも色々な議論が交わされたようだ。)住民投票の結果、約7割の賛成票で新スタジアム建設が決まった。このスタジアムは2006年サッカーワールドカップ・ドイツ大会の会場に、またドイツ・サッカーリーグ(ブンデスリーガ)1部リーグのバイエルン・ミュンヘンと1860ミュンヘン両チームの本拠地となることが決まっている。

新しいサッカースタジアムを建設すること、どこに建設するかは決まったが、まだその場所の具体的にどこに、どのように建設されるか、どのようなスタジアムが建設されるかは決まっていない。2002年1月ミュンヘン市立博物館ではそれらについての展示がなされた。新スタジアムのデザインは有名な建築家によるものなど8つのモデルがある。博物館ではその8つのモデルが発表され、展示室壁にはそれぞれのスタジアムについての説明がなされていた。

僕はそれほど関心を持っていたわけではないが、時間があったので見に行ってきた。展示室に入って驚いたのは人の多さだ。この新スタジアムのモデルを展示する催しは好評を博し、その展示期間が延長されると聞いていたが、本当に多くの人が訪れていた。それだけ新サッカースタジアム、サッカーに対する市民の関心が高いのだろう。僕はサッカー少年が展示室には多いのでは、と何故か勝手な想像をしていたが、いざ展示室を訪れてみると大人の数の多さに驚いた。単に建築・デザインに関心があるだけという人もいただろうが、その展示には「2006年サッカーワールドカッ・ドイツ大会」という文字が幾つもあったので、これらの中の新スタジアムでドイツ優勝を夢見ている人も多いだろうと想像しながら僕は展示室をあとにした。

新サッカースタジアムのモデル展示

新サッカースタジアムのモデル展示

 

新サッカースタジアムのモデル展示

新サッカースタジアムのモデル展示

 

新サッカースタジアムのモデル展示

新サッカースタジアムのモデル展示

 

新サッカースタジアムのモデル展示

新サッカースタジアムのモデル展示

 

(2002年01月27日)

 

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