やまねこの物語

おでかけ ドイツ・ニュルンベルク

旅の目的

時期

クリスマスマルクト

1999年11月下旬

 

    イツ・ニュルンベルク Nuernberg はバイエルン州にあり、ミュンヘンに次ぐバイエルン第二の都市。ミュンヘンからは ICE (都市間超特急、新幹線)で行けば一時間半で行くことが出来るが、制限はあるものの週末自由に電車に乗ることが出来る週末チケットだと時間はその倍はかかる。(料金は40マルクで5人まで乗ることが出来る。)

    の日はクリスマス・マルクトの初日だったので僕はミュンヘンからニュルンベルクへと出かけた。ドイツの冬の楽しみはクリスマス・マルクト(マーケット)だ。ドイツ中の色々な街や地域の広場などにお店がならぶ。クリスマス用品や食べ物、衣服などが売られている。クリスマス・マルクトの時期はクリスマスから数えて4週間前の土曜日から始まり、この期間は土曜日のお店の営業時間も普段の16時から18時まで延長される。ニュルンベルクのクリスマス・マルクトはドイツ最大のものとして知られているので僕も期待しながら訪れた。

    ュルンベルク・聖母教会前のハウプト広場には多くのお店が並んでいる。ニュルンベルクと言えばニュルンベルガーというソーセージが有名なので僕も早速食べてみた。それからクリスマス・マルクトの時期にはグリューヴァインというホットワインのお店が出る。このワインはほとんどの場合、赤ワインが使われているのだが、このニュルンベルクでは白ワインのお店があった。どちらにしてもこのワインを飲むと体が温まるので寒い冬にはちょうどいい。

    たニュルンベルクには有名なお菓子レープクーヘンがある。これは小麦粉やナッツを混ぜて焼いたものでチョコレートなどでコーティングされてある。僕はこのレープクーヘンも食べてみた。ニュルンベルクにはこの地域独自のものがあって、期待通り色々楽しむことが出来た。

ハウプト広場
 ハウプト広場

聖母教会
聖母教会

ハウプト広場
 ハウプト広場

聖母教会と美しの泉
 聖母教会と美しの泉とやまねこ

    リスマス・マルクトはハウプト広場だけでなく中央駅からその広場まで延びる通りなどでも行われていた。そういえばハウプト広場にはクリッペがあったが、何故か小銭を投げる人の姿が目に付いたので、僕も投げてきた。

聖ロレンツ教会方面
 聖ロレンツ教会方面

ハウプト広場にあるクリッペ
ハウプト広場にあるクリッペ

    リッペ Krippe 。あまり馴染みのない単語だが、(主に)キリスト降誕の場面を表す人形みたいなものでクリスマスの時期、教会や家庭で飾られる。ニュルンベルク駅前にある職人広場にはこのクリッペがいくつも飾られてあった。

職人広場
 職人広場

クリッペ
クリッペ

クリッペ
 クリッペ

クリッペ
クリッペ

クリッペ
 クリッペ

クリッペ
クリッペ

    リスマスの文化は日本とドイツでは大きく違う。日本ではクリスマス・イブの夜、サンタクロースはトナカイに引かれてソリに乗ってやってくるが、ドイツではサンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスが12月6日、クネヒト・ルプレヒトという従者を連れて馬に乗って現れる。プレゼントをもらえるのは良い子だけで、悪い子はお仕置きされる。またドイツではクリスマスは家族で過ごすのが多い。お店もレストランやカフェ以外休みとなる。日本とドイツのクリスマス文化の違い、なかなか面白い。(ドイツ・ニュルンベルク編完)

 

 

 

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