やまねこの物語

日記 オペラフェスト2005年

2005年6月27日(月)から7月31(日)の間、バイエルン州立歌劇場でオペラフェスト(オペラフェスティヴァル)が開かれる。まずそのためのチケット販売が1月15日(土)、16日(日)の両日に行われた。ただこの両日の販売は、チケットが売れ切れになってしまわないように数が決まっており、バイエルン州立歌劇場(2100席)で上演されるものは各公演とも(安い座席)300席、立ち見150席、プリンツレゲンテン劇場(1025席)のものは300席までの販売となっている。

その1月15日(土)、僕はチケットを購入するために、チケット売り場に行くことにした。その二日間の販売は窓口のみでなされる。書面による申し込みは2月1日から、その後の窓口、電話、インターネットでの販売は5月2日からの販売となっている。1月15日、午前10時からの販売にあわせて、僕は朝早く出たが、チケット売り場に着いたのは午前6時頃だった。回りを見ると人の姿は見えず、入り口のガラスの扉に「整理券の準備券は劇場裏の車で」とあったので、まず劇場裏の方へ向かった。つまりチケットを購入するためには整理券を得る必要があるが、その整理券を得るためにも、その準備券を得る必要があると言うことだ。

と言うわけで劇場裏へ向かうと一台の車が車内の明かりを付けて停車している。よく見てみるとフロントガラスのところに「整理券の準備券の配布場所」とあって、ここで整理券の準備券をもらうことが出来た。しかしこの「配布場所」と手書きで書かれた紙は真っ暗の中では、ほとんど見えず、その車を探している時も危うく通り過ぎそうになってしまったくらいに目立たないものであった。

ところで僕が得た整理券の準備券番号は177番となっている。そして次の整理券の準備券交換が午前8時にある。つまり2時間置きに整理券の準備券を交換しなければならないシステムになっている。おそらく不正を防ぐものだろう。券はただの紙に印刷されたものなので、少し時間をかければ簡単に番号が違うものを作ることが可能だ。それを避けるために何度も整理券の準備券の交換を行っているようだが、チケット売り場に貼ってあった予定表には午前1時からそれがある。最初に並んだ人は一体いつ頃来ているのかと思ったが、しかしその表をよく見てみると、それは販売日である15日の午前1時ではなく、その前日14(金)の午前1時となっている(14日は数時間置きの交換となっている)。改めてバイエルン州立歌劇場のオペラ人気が感じられた。

そして午前8時前、新たな整理券の準備券を得るために、交換所の前に人が並び始めた。点呼の人が番号を確認しながら並ばせている。僕は177番目だったので、随分後ろだが、後方を見てみると更に列が出来ていた。そして新たな番号をもらったのだが、何故か番号が195番になっている。次の交換が9時15分からだったので、多くの人と同じように僕もそのままその場所にとどまることにした。回りを見てみると、この整理券が発券される場所には多くの人がいて、テレビ局の人が撮影しているのが見えた。

午前9時15分、本当の整理券が配られ始めた。先程と同じように並んで新たな番号を得たが、今度は196番だった。そこで知り合いに出会ったが、聞けば大きな番号の場合、実際のチケット販売の時間は午後になると言うことだったので、一度家に帰ることにした。そして午後1時半頃チケット売り場に戻ってくると、ちょうど自分の番だった。

予めプログラムを見て、僕は何枚かチケットを購入しようと考えていたが、その時間になると人気演目では希望していた場所のチケットが無くなっていた。しかしそれでも大体希望通りにチケットを購入することが出来た。同じ演目でも歌手の調子も違うだろうから、例えばヴェルディ「オテロ」、同「運命の力」、ドニゼッティ「ロベルト・デヴリュー」は2公演を購入した。

オペラフェストは6月27日(月)、カール・アマデウス・ハルトマンの「Simplicius Simplicissimus」で幕を開けた。オペラ以外にもバレエ、コンサート、リーダーアーベントと35日間に50以上の公演がなされる。僕自身のオペラフェストは7月2日(土)の「オテロ」から始まった。その日はサイン会もあり、約1時間並んでサインをもらうことが出来た。(一般的に)サインをしていただく時に、その人の身近に立つと、その人の人間性のようなものが見えて、如何に役作りをしているか少し感じることが出来る(気がする)。そしてそれが自分自身にとって、オペラのそれぞれの作品に対する理解を深めるのに役立つのではないかと思われる。同時にその公演がより印象深いものになるだろう。これからの一ヶ月が非常に楽しみである。

整理券の準備券が配布される車

整理券の準備券が配布される車

整理券が配られる場所

整理券が配られる場所(午前6時過ぎ)

整理券が配られる場所

整理券が配られる場所(午前8時頃)

テレビ撮影

テレビ撮影

ポスター

ポスター
 

 

 

 


7月2日(土) Verdi / Otello

Zubin Mehta; Barbara Frittoli, Hannah Esther Minutillo; José Cura, Sergei Leiferkus, Raymond Very, Kevin Conners, Maurizio Muraro, Steven Humes, Matthias Wippich
(指揮者; 女性歌手; 男性歌手の順。以下同じ。)

7月2日「オテロ」公演後の挨拶

7月2日「オテロ」公演後の挨拶

 

7月2日「オテロ」公演後の挨拶

7月2日「オテロ」公演後の挨拶
彼ら二人が演じることによって音楽的にも見た目的にも
非常に劇的なものになった。

サイン会のお知らせ

サイン会のお知らせ
 

サイン会

サイン会
José Cura

プログラムとサイン

プログラムとサイン
ポストカードと当日のチケットにサインをしていただいた。
 José Cura

 

 


7月3日(日) Verdi / Falstaff

Zubin Mehta; Anja Harteros, Chen Reiss, Marjana Lipovsek, Ann-Katrin Naidu; Ambrogio Maestri, Zeljko Lucic, Rainer Trost, Ulrich Reß, Anthony Mee, Anatoli Kotscherga

7月3日「ファルスタッフ」公演後の挨拶

7月3日「ファルスタッフ」公演後の挨拶
 
 
 

7月3日「ファルスタッフ」公演後の挨拶

7月3日「ファルスタッフ」公演後の挨拶
体だけでなく歌もまさしくファルスタッフ。はまり役。

 


7月4日(月) Donizetti / Roberto Devereux

Friedrich Haider; Edita Gruberova, Jeanne Piland; Albert Schagidullin, Zoran Todorovich, Steven Humes, Nikolay Borchev

7月4日「ロベルト・デヴリュー」前半終了後の挨拶

7月4日「ロベルト・デヴリュー」前半終了後の挨拶
 

7月4日「ロベルト・デヴリュー」公演後の挨拶

7月4日「ロベルト・デヴリュー」公演後の挨拶
ここ最近観たオペラの中では最も凄まじかった「ブラヴォー!」の嵐。

サイン会

サイン会
Edita Gruberova

 

プログラムとサイン

プログラムとサイン
プログラムと当日のチケットにサインをしていただいた。
 
 


7月5日(火) Verdi / Otello

Zubin Mehta; Barbara Frittoli, Hannah Esther Minutillo; José Cura, Sergei Leiferkus, Raymond Very, Kevin Conners, Maurizio Muraro, Steven Humes, Matthias Wippich

7月5日「オテロ」公演前

7月5日「オテロ」公演前

7月5日「オテロ」公演前、「オテロ」の旗

7月5日「オテロ」公演前、「オテロ」の旗

7月5日「オテロ」前半終了後の挨拶

7月5日「オテロ」前半終了後の挨拶

7月5日「オテロ」公演後の挨拶

7月5日「オテロ」公演後の挨拶

サイン会

サイン会

サイン会

サイン会
Barbara Frittoli

サイン会

サイン
右がBarbara Frittoli、左はJosé Cura前項のが写っている
 
 

サイン会

サイン会
José Cura

 


7月6日(水) Verdi / Rigoletto

Zubin Mehta; Diana Damrau, Hannah Esther Minutillo, Barbara Heising, Elena Maximova; Joseph Calleja, Paolo Gavanelli, Mikhail Petrenko, Steven Humes, Anatoli Kotscherga, Christian Rieger, Kenneth Roberson, Rüdiger Trebes

7月6日「リゴレット」前半終了後の挨拶

7月6日「リゴレット」前半終了後の挨拶

休憩中

休憩中

7月6日「リゴレット」公演後の挨拶

7月6日「リゴレット」公演後の挨拶
演出が非常にモダンなのでシーズン中は「ブー!」が聞こえたが、
この日は圧倒的に「ブラヴォー!!」が多かった。
 
 
 

Paolo Gavanelli とサイン

Paolo Gavanelli とサイン
公演後サインをいただき、一緒に写真を撮ってもらった。
彼の人間味溢れる表現力が
この日の音楽のレベルを相当上げたと思う。まさしくブラヴォー!
 
 


7月7日(木) Verdi / La forza del destino

Fabio Luisi; Violeta Urmana, Dagmar Peckova, Barbara Heising; Steven Humes, Mark Delavan, Franco Farina, Kurt Moll, Franz-Josef Kapellmann, Gerhard Auer, Kevin Conners, Christian Rieger

7月7日「運命の力」公演後の挨拶

7月7日「運命の力」公演後の挨拶

 

7月7日「運命の力」公演後の挨拶

7月7日「運命の力」公演後の挨拶
F.Luisi にもっともっとブラヴォー!と拍手を!!と思われる程に
彼の存在感が際だっていた。

サイン会

サイン会
 Violeta Urmana
 
 

サイン会

サイン
持っていた冊子と当日の配役表にサインをしていただいた。

 


7月8日(金) Donizetti / Roberto Devereux

Friedrich Haider; Edita Gruberova, Jeanne Piland; Albert Schagidullin, Zoran Todorovich, Steven Humes, Nikolay Borchev

休憩中

休憩中
 
 

7月8日「ロベルト・デヴリュー」公演後の挨拶

7月8日「ロベルト・デヴリュー」公演後の挨拶


7月9日(土) Oper für alle 2005(Max-Joseph-Platz) 
歌劇場からのライブ放送
Verdi / Rigoletto

Zubin Mehta; Diana Damrau, Hannah Esther Minutillo, Barbara Heising, Elena Maximova; Joseph Calleja, Paolo Gavanelli, Mikhail Petrenko, Steven Humes, Anatoli Kotscherga, Christian Rieger, Kenneth Roberson, Rüdiger Trebes

7月9日「リゴレット」のライブ放送

7月9日「リゴレット」のライブ放送

7月9日「リゴレット」公演後の挨拶

7月9日「リゴレット」公演後の挨拶
劇場総支配人 Sir Peter Jonas がこの日の出演者を紹介し、
最後に Zubin Mehta の挨拶があった。
外にいる観客から多くの「ブラヴォー!」が聞こえた。

ポスター

ポスター 

広告柱

広告柱
 


 

サイン

Paolo Gavanelli とサイン
Oper für alle 2005のポストカードにしていただいたサイン。
ボールペンなので見づらい。 


7月10日(日) Liederabend Ian Bostridge; Julius Drake(Klavier)

休憩中

休憩中

サイン会での行列

サイン会での行列

サイン会

サイン会
コンサート後半の憂いのある、そして透明感のある声が印象的。

サイン

サイン
プログラムにサインをしていただいた。

 


7月11日(月) Verdi / La forza del destino

Fabio Luisi; Violeta Urmana, Dagmar Peckova, Barbara Heising; Steven Humes, Mark Delavan, Frank Porretta, Kurt Moll, Franz-Josef Kapellmann, Gerhard Auer, Kevin Conners, Christian Rieger

広告柱

広告柱、全て「運命の力」のポスター

 

7月11日「運命の力」公演後の挨拶

7月11日「運命の力」公演後の挨拶
この日は非常に温かみのある、そして熱い演奏だった。ブラヴォー!!
 Frank Porretta の伸びのある高音に引っ張られてか、
Violeta Urmana も良く、Kurt Moll もいつにもまして存在感があった。


7月12日(火) Tschaikowsky / Pique Dame

Jun Märkl; Josephine Barstow, Adrianne Pieczonka, Anna Kiknadze, Heike Grötzinger, Barbara Heising; Vladimir Kuzmenko, Sergei Leiferkus, Martin Gantner, Kevin Conners, Steven Humes, Francesco Petrozzi, Rüdiger Trebes, Hermann Sapell

7月12日「スペードの女王」開演前

7月12日「スペードの女王」開演前

休憩中

休憩中

7月12日「スペードの女王」公演後の挨拶

7月12日「スペードの女王」公演後の挨拶
この日は好演だったにもかかわらず、
何故か客席は盛り上がらなかった。そんな印象を受けた。

 

サイン

サイン
当日の配役表にサインをしていただいた。
Jun Märkl;
Josephine Barstow, Adrianne Pieczonka;
Vladimir Kuzmenko, Kevin Conners

 


7月14日(木) Liederabend Magdalena Kozená; Malcolm Martineau(Klavier)

7月14日公演前のプリンツレゲンテン劇場

7月14日公演前のプリンツレゲンテン劇場
午後7時半頃撮影

 

7月14日公演後の挨拶

7月14日公演後の挨拶


 


7月15日(金) Generalprobe(ゲネプロ、総稽古)
Händel / Alcina

Ivor Bolton; Anja Harteros, Vesselina Kasarova, Veronica Cangemi, Sonia Prina, Deborah York; John Mark Ainsley, Christopher Purves

7月15日公演前のプリンツレゲンテン劇場

7月15日公演前のプリンツレゲンテン劇場
午後5時半頃撮影
「チケット求む」をしている人が多かった。

休憩中の劇場

休憩中の劇場

休憩中の劇場中庭

休憩中の劇場中庭
ゲネプロなので普段着の人が多い。
 

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶
オーケストラの人達も普段着。
歌手は本番と同じように衣装を着ている。

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶
巧く、そして公演中に何度もブラヴォー!が出る程、
熱い演奏だった。

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶

7月15日「アルチーナ」ゲネプロ公演後の挨拶
この日の客席には劇場総支配人 Sir Peter Jonas や、
時期音楽監督 Kent Nagano の姿があった。

サイン

サイン
当日の配役表にサインをしていただいた。
Anja Harteros, Vesselina Kasarova


サイン

サイン
当日の配役表にサインをしていただいた。
Ivor Bolton



7月18日(月) Händel / Saul

Ivor Bolton; Rebecca Evans, Sarah Fox; Jonathan Lemalu, John Mark Ainsley, Brian Asawa, Kevin Conners, Robert Tear, Steven Humes, Ingolf Kumbrink, Rüdiger Trebes, Francesco Petrozzi, Thomas Diestler

7月18日「サウル」公演後の挨拶

7月18日「サウル」公演後の挨拶
公演後、Brian Asawa にサインをいただき、一緒に写真を
撮っていただいた。日系人である彼に「お疲れ様でした」と
日本語で挨拶すると「全然疲れてないです。
まだまだエネルギーがありまーす!」と日本語で返事が。
そんな彼の人柄が出た Saul の公演だった。


サイン

Brian Asawa とサイン
当日の配役表にサインをしていただいた。
Ivor Bolton; Rebecca Evans, Sarah Fox;
Jonathan Lemalu(*2), John Mark Ainsley, Brian Asawa,
Kevin Conners, Steven Humes




7月19日(火) Liederabend Kurt Moll; Stefan Irmer(Klavier)

7月19日公演後の挨拶

7月19日公演後の挨拶
Kurt Moll は本当にいい声。また表現力も豊か。
公演中に2度も観客総立ちになる程、聴衆も熱かった。




サイン

Kurt Moll とサイン
公演後、「サインが欲しい人は上(楽屋の方)へ行ってください」と
あって、楽屋口の廊下で即席のサイン会が行われた。
プログラムにサインをいただき、一緒に写真を撮っていただいた。
Kurt Moll, Stefan Irmer



7月20日(水) Britten / Billy Budd

Kent Nagano; John Daszak, Nathan Gunn, Philip Ens, Martin Gantner, Lynton Black, Christian Rieger, Ulrich Reß, Nikolay Borchev, Daniel Lewis Williams, Kevin Conners, Anthony Mee, Rüdiger Trebes, Vadim Volkov, Matthias Wippich, Kenneth Roberson, Steven Humes, Christian Miedl; Kinderchor

7月20日「ビリー・バッド」公演後の挨拶

7月20日「ビリー・バッド」公演後の挨拶
男性しか出ないオペラであるが、その分、相当な迫力があった。
力強く、そしてしなやかな合唱が素晴らしい。
公演後の挨拶では合唱責任者も舞台上で挨拶をされていた。
 

7月20日「ビリー・バッド」公演後の挨拶

7月20日「ビリー・バッド」公演後の挨拶
ここ最近観たオペラの中では最も完成度の高い公演だった。
幾多のメロディーが絡み合って出来るハーモニーが非常に綺麗で、
また音がまるで感情を持っているかのような演奏だった。
それを生み出した Kent Nagano に対する拍手が一番多かった。

サイン会

サイン会
Nathan Gunn




 

サイン

サイン
当日の配役表にサインをしていただいた。
John Daszak, Nathan Gunn, Philip Ens,
Lynton Black, Christian Rieger,
Daniel Lewis Williams, Kevin Conners

 


7月21日(木) Gounod / Roméo et Juliette

Frédéric Chaslin; Angela-Maria Blasi, Anna Bonitatibus, Heike Grötzinger; Marcelo Alvarez, Francesco Petrozzi, Martin Gantner, Christian Rieger, Nikolay Borchev, Sorin Coliban, Maurizio Muraro, Steven Humes

7月21日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶

7月21日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶
舞台が進むにつれ演奏も熱くなっていった。

7月21日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶

7月21日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶
 

サイン会

サイン会
Marcelo Alvarez



 

サイン

Marcelo Alvarez とサイン
当日の配役表にサインをいただき、一緒に写真を撮っていただいた。
かなり陽気な人という印象を受けた。
そんな彼が歌ったロメオは甘い声で非常に良かった。

 


7月22日(金) Cavalli / La Calisto

Ivor Bolton; Sally Matthews, Véronique Gens, Monica Bacelli; Umberto Chiummo, Martin Gantner, Lawrence Zazzo, Guy de Mey, Dominique Visse, Kobie van Rensburg, Clive Bayley

7月22日「カリスト」公演後の挨拶

7月22日「カリスト」公演後の挨拶
演出のおかげで非常に盛り上がった舞台だった。
歌手もみな安定していて良かった。
一番拍手をもらっていたのは指揮者 Ivor Bolton。
公演後の挨拶には演出家 David Alden の姿もあった。

7月22日「カリスト」公演後の歌劇場

7月22日「カリスト」公演後の歌劇場
午後10時の気温は16度とやや肌寒い。

 


7月23日(土) Liederabend Felicity Lott; Graham Johnson(Klavier)

7月23日公演後の挨拶

7月23日公演後の挨拶
豊かな表現力、歌唱力で多いに盛り上がった。
空席があったのが残念。

サイン

サイン
当日のプログラムにサインをいただいた。
Felicity Lott

 


7月24日(日) Gounod / Roméo et Juliette

Frédéric Chaslin; Angela-Maria Blasi, Anna Bonitatibus, Heike Grötzinger; Marcelo Alvarez, Francesco Petrozzi, Martin Gantner, Christian Rieger, Nikolay Borchev, Sorin Coliban, Maurizio Muraro, Steven Humes

7月24日公演前の歌劇場

7月24日公演前の歌劇場

 

7月24日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶

7月24日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶
Marcelo Alvarez が歌うロメオをもっと聴いていたいと思わせる程、
彼のロメオは素晴らしかった。

7月24日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶

7月24日「ロメオとジュリエット」公演後の挨拶
この日も前回同様、舞台が進むにつれ演奏も熱くなっていった。

 

サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
Frédéric Chaslin;
Angela-Maria Blasi, Anna Bonitatibus;
Marcelo Alvarez, Sorin Coliban, Maurizio Muraro

 


7月25日(月) Mozart / Die Zauberflöte

Ivor Bolton; Diana Damrau, Juliane Banse, Aga Mikolaj, Daniela Sindram, Vanessa Barkowski, Chen Reiss; Kurt Moll, Rainer Trost, Hanno Müller-Brachmann, Ulrich Reß, Francesco Petrozzi, Steven Humes, Alfred Kuhn, Kenneth Roberson, Gerhard Auer, Rüdiger Trebes, Peter Wagner, Walter von Hauff, Abbas Maghfurian; Solisten des Tölzer Knabenchors

7月25日「魔笛」公演前の歌劇場

7月25日「魔笛」公演前の歌劇場
この日はチケット完売になっていたので
開演一時間以上前に歌劇場に行き、
「チケット求む」をして何とかチケットを手に入れることが出来た。 

7月25日「魔笛」公演後の挨拶

7月25日「魔笛」公演後の挨拶
面白く、可愛く、そして時には非常に緊張感のあるオペラだった。

サイン会

サイン会
その場でサインをしたカード(写真左下)をいただいた。
Diana Damrau

 

サイン

サイン
一緒に写真を撮っていただき、当日の配役表にサインをいただいた。
Ivor Bolton; Diana Damrau, Juliane Banse, Chen Reiss;
Kurt Moll, Rainer Trost, Ulrich Reß, Steven Humes


7月26日(火) Cavalli / La Calisto

Ivor Bolton; Sally Matthews, Véronique Gens, Monica Bacelli; Umberto Chiummo, Martin Gantner, Lawrence Zazzo, Guy de Mey, Dominique Visse, Kobie van Rensburg, Clive Bayley

7月26日「カリスト」公演前の歌劇場

7月26日「カリスト」公演前の歌劇場
何かの宣伝をしていた人。 

7月26日「カリスト」公演後の挨拶

7月26日「カリスト」公演後の挨拶
一番拍手をもらっていたのは指揮者 Ivor Bolton。
公演後の挨拶時には歌手以外にオーケストラや
演出家 David Alden が舞台に上がった。

7月26日「カリスト」公演後の挨拶

7月26日「カリスト」公演後の挨拶
カリスト役 Sally Matthews(前列左より3人目)
指揮者 Ivor Bolton(同4人目)
演出家 David Alden(前列右から2人目)

サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
David Alden; Ivor Bolton; Sally Matthews, Monica Bacelli;
Umberto Chiummo, Lawrence Zazzo, Guy de Mey,
Dominique Visse, Kobie van Rensburg, Clive Bayley

 


7月27日(水) Händel / Alcina

Ivor Bolton; Anja Harteros, Vesselina Kasarova, Veronica Cangemi, Sonia Prina, Deborah York; John Mark Ainsley, Christopher Purves

ポスター

広告柱、全て「アルチーナ」のポスター

7月27日公演前のプリンツレゲンテン劇場

7月27日公演前のプリンツレゲンテン劇場
午後6時頃撮影
今回のオペラフェストでチケットが最も早く完売になったオペラの
一つで、この日も劇場前では「チケット求む」をしている人が多かった。

休憩中の劇場中庭

休憩中の劇場中庭
午後8時頃撮影。テレビ撮影もなされていた。

休憩中の劇場

休憩中の劇場

7月27日「アルチーナ」公演後の挨拶

7月27日「アルチーナ」公演後の挨拶
この日の公演は今まで観たバロック・オペラとしては最高の出来。
まるで音が呼吸をしているかのように、温かく、熱く、そして時には
甘く切なくと、素晴らしい演奏だった。

7月27日「アルチーナ」公演後の挨拶

7月27日「アルチーナ」公演後の挨拶
公演後のブラヴォー!は凄まじいものがあった。
これほどのブラヴォー!をこの劇場で聞いたのは初めて。
 

サイン会

サイン会
Anja Harteros, Vesselina Kasarova
終演が午後11時頃だったにもかかわらず、
この日のサイン会にも多くの人が並んでいた。


 

サイン

Anja Harteros とサイン
一緒に写真を撮っていただき、プログラム及び
持っていた冊子にサインをいただいた。
この日の彼女は言葉に出来ない程、素晴らしく、
公演後直ぐに彼女が歌っているCDを購入した。
しかし残念ながら、一人で歌っているCDは発売されておらず、
ご本人に伺うと来年発売予定とのこと。楽しみである。

サイン

Vesselina Kasarova とサイン
一緒に写真を撮っていただき、その場でサインをした
カードをいただいた。
彼女が日本語で「ハイ、チーズ!」と、今まで体験したものの中では
最も盛り上がったサイン会だった。

 

サイン

サイン
二人の歌が収録されているCDにサインをいただいた。
それぞれの歌手と一緒に写真を撮っていただいていると
一人のドイツ人女性が「3人で一緒に撮ってもらいなさい」と
考えてもみなかった提案があり、一緒に撮っていただいた。

 


7月28日(木) Gluck / Orphée et Eurydice

Harry Bicket; Anna Bonitatibus, Susan Gritton, Deborah York

7月28日「オルフェオとエウリディーチェ」公演前の歌劇場

7月28日「オルフェオとエウリディーチェ」公演前の歌劇場
20時開演で少し日が傾いている。
この日は最高気温が34度と非常に蒸し暑かった。

7月28日「オルフェオとエウリディーチェ」公演後の挨拶

7月28日「オルフェオとエウリディーチェ」公演後の挨拶

サイン会

サイン会
Anna Bonitatibus
その場でサインをしたカードをいただいた。
Anna Bonitatibus(右上)、Susan Gritton(左下)


サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
Anna Bonitatibus, Susan Gritton,
Deborah York, Beate Vollack

 


7月29日(金) Berg / Lulu

Michael Boder; Margarita De Arellano, Katarina Karnéus, Ulrike Helzel, Jennifer Trost; Alfred Kuhn, Will Hartmann, Tom Fox, John Daszak, Franz Mazura, Jacek Strauch, Kenneth Roberson, Thorsten Stepath, Nikolay Borchev, Rüdiger Trebes

7月29日「ルル」公演後の挨拶

7月29日「ルル」公演後の挨拶
オペラフェストとしては非常に珍しく空席が目立っていた。
最後まで緊張感のある演奏だった。

7月29日「ルル」公演後の挨拶

7月29日「ルル」公演後の挨拶
左より演出家 David Alden、ルル役 Margarita De Arellano、
指揮者 Michael Boder

サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
David Alden; Michael Boder; Katarina Karnéus,
Tom Fox, John Daszak, Franz Mazura, Jacek Strauch

 

サイン

サイン
演出家 David Alden が特集された小冊子にサインをいただいた。
David Alden

 
 


7月30日(土) Gounod / Faust

Friedrich Haider; Ainhoa Arteta, Daniela Sindram, Anne Pellekoorne; Rolando Villazon, Paata Burchuladze, Martin Gantner, Gerhard Auer

7月30日「ファウスト」公演前の歌劇場前

7月30日「ファウスト」公演前の歌劇場前
地響きがするような雷が鳴り、土砂降りの雨が降っていた。
 
 

7月30日「ファウスト」公演後の挨拶

7月30日「ファウスト」公演後の挨拶
聴衆の反応が良く非常に盛り上がり、カーテンコールも長かった。
個人的には Marguerite 役の Ainhoa Arteta が良かった。
客席には Anna Netrebko の姿も。

サイン会

サイン会
Rolando Villazon
終演が23時頃だったので、
サイン会は日付が変わっても終わらなかった。

サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
Friedrich Haider; Ainhoa Arteta, Anne Pellekoorne;
Rolando Villazon, Paata Burchuladze, Martin Gantner,

 


7月31日(日) Wagner / Die Meistersinger von Nürnberg

Peter Schneider; Adrianne Pieczonka, Heike Grötzinger, Jan-Hendrik Rootering, Hans-Peter König, Kenneth Roberson, Christian Rieger, Eike Wilm Schulte, Tom Fox, Ulrich Reß, Hermann Sapell, Francesco Petrozzi, Rüdiger Trebes, Alfred Kuhn, Gerhard Auer, Stig Andersen, Kevin Conners, Steven Humes

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」休憩中

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」休憩中
マクシミリアン通り。幾つかのオペラフェストの旗と
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の旗がある。 

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」休憩中

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」休憩中
18時過ぎに撮影。気温が19度と過ごしやすい。

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」公演後の挨拶

7月31日「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
公演後の挨拶
オペラフェスト最後であると同時にシーズン最後の公演だったので、
熱い演奏に対して聴衆も非常に盛り上がった。

サイン

サイン
当日の配役表にサインをいただいた。
Kevin Conners, Eike Wilm Schulte

 

 

 

  オペラフェストを振り返ってみて、その他の写真

 


 

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