やまねこの物語

日記 総領事館によるレセプション

総領事館によるレセプション12月18日(月)、久しぶりに寒い一日だった。最高気温も2度を超えることが無く、時々雪もちらつくような一日だった。今日18時より、ホテル・バイエリッシャー・ホーフで在ミュンヘン日本国総領事館によるレセプションがあった。先日の日記「招待状」で触れた催しだ。

ホテル・バイエリッシャー・ホーフはミュンヘンにあるホテルの中でも最高級ホテルの一つで作家カフカがミュンヘンに来たときにはここに「住んで」いたという場所だ。

18時より少し早くにホテルに到着してしまったが、催しが行われるホール前では既に受付が始まっており、そこで招待状を提出してホールに入った。領事館の方や何人かの知人の姿があった。シャンパンやワインなどが配られている。大体どれくらいの人が集まっているのだろうか。おそらく100人以上は集まっていただろう。その半数が外国人であった。

今日の催しは天皇誕生日を祝うと言うもの。着物を着た人が何人かいたがそれが日本的な催しという印象を与えていた。18時を回って式典が始められた。まず「君が代」が流れ、ドイツ国歌、バイエルン州歌と続いた。そして総領事によるドイツ語の挨拶、バイエルン州政府の方の挨拶があった。挨拶的なものはここで終わり、あとは立食パーティーとなる。何種類かのスシが並んでいた。

ところで君が代が流れていたとき、思い出したことがあった。正確には、思い出せないと言うことだが、
確か日本の国歌を選定するときにその4人のメンバーの一人にドイツ人が入っていた。そのドイツ人の名前を思い出すことが出来なかった。彼は以前の韓国の国歌を作曲し、また君が代の編曲にも携わった人物である。

21時頃に自分は知り合いの人に挨拶をして会場を後にした。冷たい風が吹く、ホテルの外に出たときにそのドイツ人の名前を思い出した。
 

(2006年12月18日)

 

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