やまねこの物語

おでかけ ドイツ・バウツェン

旅の目的

時期

誕生日パーティー

2005年4月中旬

 

ドイツ・バウツェン Bautzen 。旧東ドイツに位置するこの街で友人ロージが自身の誕生日パーティーをするというので友人と共に招待を受けた。彼女の50回目の記念すべき誕生日パーティーを、バウツェンとその近郊にあって、彼女が育ったラッケルという小さな集落で行うという。バウツェンには彼女の幼いころからの友人が今も多くいて、また現在ミュンヘンで過ごしている彼女の友人にバウツェン及びラッケルを紹介したいということで、その地を選んだとのこと。彼女曰く、未だ旧東ドイツに足を踏み入れたことがない旧西ドイツ国民もいる上に、彼女自身の弟さんも25年前に東側を「脱出」してから一度も街には戻っていないので良い機会になるとのことだった。西側の人にとって旧東側を訪れるということは未だ腰が重いことなのかも知れない。

当日、同じく招待されていた別の友人が運転する車に乗せてもらい、バウツェンまで向かった。午後2時半頃ミュンヘンを発ったが、途中渋滞などがあり、また休憩も取ったのでバウツェンに到着したのは午後8時半を回り、既に陽が沈んだ後だった。

アウトバーン走行中
アウトバーン走行中
時速140〜160キロで走行。

ホップ畑
ホップ畑
 

石橋が前方に見える
石橋が前方に見える

かつての東西ドイツ国境にある監視塔
かつての東西ドイツ国境にある監視塔

風力発電
風力発電

夕日
夕日


今回の滞在では、主催であるロージが幾つかのホテルをピックアップしてくれていて、僕はその中で最も安いところを選んだ。それは主に信者の宿泊のために使っていると言う教会であった。教会といっても泊まるところは礼拝堂ではなく、ちゃんとした個室である。バス・トイレが共同ではあったが、その時は他に滞在している人はなく貸し切りとのこと。覗いてみれば、部屋は狭いが各部屋に水道も付いており、また小さな窓からはバウツェンの景色が見える。教会は旧市街地から5分ほど歩いた場所にあって、非常に便利な上に、旧市街地を一望出来るので非常に満足出来る場所だった。僕自身、教会に泊まるのは生まれて初めての経験だったので、それだけでも面白く感じられた。

バウツェンに到着した日は、車で一緒に来た4人での食事となった。旧東ドイツの中都市(人口約42.000人)なので物価も低いと思っていたが、メニューを見てみると肉料理などはミュンヘンの値段とそう変わりがなかった。しかし飲み物は総じてミュンヘンより手頃で、例えばアイスコーヒーが2オイロ(約270円)もしなかったのが驚きだった(ミュンヘンで同じようなものは4-5オイロくらい)。ビールはチェコとの国境に近いせいかチェコのビールがあり、これも美味しい料理と共に楽しむことが出来た。

教会の建物
教会の建物

礼拝堂
礼拝堂

泊まった部屋
泊まった部屋

教会の庭から延びる階段を降りていく
教会の庭から延びる階段を降りていく

シュプレー川沿いに出る
シュプレー川沿いに出る

シュプレー川
シュプレー川

泊まった部屋の小さな窓から見る景色
泊まった部屋の小さな窓から見る景色

泊まった部屋の小さな窓から見る景色
泊まった部屋の小さな窓から見る景色

 

 

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