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おでかけ ドイツ・ランヅフート |
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パレードの場所取りは自分なりに考えていい場所を探した。というのは僕が使っているデジカメで日陰を撮影すると、結構真っ暗になってしまうので日陰にならないような場所を選んだ。だから聖マルティン教会周辺は避けるようにした。といってもその辺りは仮設の観客席があるので、どちらにしても場所取りは難しい。それで背景が日陰でなく、一列目という場所を新市街地通りの方で見つけ、そこでパレードを見ることにした。 当日の気温は27度となっていたが、ものすごく暑い。日差しが強い。パレードが始めるまで約1時間半、僕はその場でずっと座っていたのだが、それだけで結構疲れてしまった。パレードの場所取りは考えてその場所にしたのに、一時間ぐらい経つ間に太陽の位置が想像していた以上に変わり、背景が日陰になってしまった。誤算。 午後2時、山の上にあるお城の方から大砲の音が響いた。白煙が上がっている。教会の鐘も鳴り始め、いよいよパレードが始まったようだ。教会の鐘は約30分鳴り続けていた。 ランヅフートのこのお祭り、メインがこのパレードだが、その由来は1474年まで遡る。これは当時のこの地域(ドイツ)とポーランド王国が関係している。両者はキリスト教的世界の統一とトルコの侵略に対する防衛という目的で一致し、関係を強固なものにするため、ランヅフートの大公の息子とポーランド王女の結婚式を挙げることにした。式そのものは聖マルティン教会でザルツブルクの大司教によって行われた。というわけでパレードはポーランド王女が街にやって来るというものを再現している。パレードには約2000人参列し、ヨーロッパ最大級の中世時代絵巻である。
パレードが始まったといっても僕がいる場所ではまだ何もなく、ただ沿道に人がいるだけだった。で、パレードが始まって約20分ぐらい過ぎた頃にようやく音楽が聞こえてきた。パレードの一行は通りの僕がいる場所とは反対の方を歩いている。遠すぎてよく分からない。何か盛り上がりに欠けるといった感じだった。というわけで望遠で撮ったがそれでも遠い。通りでは色々なパフォーマンスも行われた。
パレードは通りの向こう側を通っているので全然見えないと思っていたら、Uターンして来て今度は手前を通り始めた。というわけで以後はパレードの写真が続きます。写真の順番はパレードの順番とほぼ同じです。
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