やまねこの物語

おでかけ ドイツ・ランヅフート

旅の目的

時期

祭りを観に

2001年7月下旬

 

    Landshut ドイツ・ランヅフートはバイエルン州にあり、ミュンヘンとレーゲンスブルク、ミュンヘンとパッサウのほぼ中間地点にある。僕がこの街を訪れた目的は祭りのパレードを観るというものだ。このランヅフートで行われる中世の結婚式のお祭りは4年に一度行われるもので、それが開催される時期になるとテレビで特集されたり新聞に何度も紹介されたりする。祭りの名前は『Landshuter Hochzeit 1475 (ランヅフートの結婚式1475)』。

    ンヅフートへはミュンヘンから1時間弱で行くことが出来る。その日僕は週末チケットを使って朝9時半頃パッサウ行きの電車に乗った。パッサウへ行くときはいつもこの電車を利用するのだが、その日はランヅフートのお祭りを観に行くという人が一杯乗っていて電車はほぼ満員だった。何とか座ることが出来たが10時過ぎにはランヅフートの駅に着いた。でも駅を出てからどうやって祭りの場所に行っていいか分からない。祭りの場所は旧市街地で行われているようだ。皆の後に付いていくと駅前には旧市街地へ行くための臨時バスが何台も運行されていた。そのバスもほぼ満員状態。

    本で発売されている観光ガイドを見るとランヅフートは「おとぎの国」と書かれているだけで他には何も書かれていない。僕はこの街の写真などを見たことがなかったので「おとぎの国」とは非常に楽しみだった。でもランヅフートの駅は第三帝国様式のような外観でとても「おとぎの国」といった感じではない。臨時バスに乗って約10分で旧市街地入り口に着いた。イザール川そばに出来た街のようだ。

    市街地への入り口には中世の門がある。門の表側と裏側は一見同じだがよく見てみると違う。表側、つまり街の外側は塔それぞれが多角形になっていて、また門中央下にも窓があったり、明らかに敵などに対して防御攻撃しやすくなっている。多くの人が一度に攻撃できるようだ。が、裏側、つまり街の中に面している方は単なる平面となっている。

ランヅフートの駅
 ランヅフートの駅

イザール川側から見た旧市街地
イザール川側から見た旧市街地

旧市街地入り口の門
 旧市街地入り口の門表側

旧市街地入り口の門
旧市街地入り口の門裏側

    市街地入り口の門の前では民族衣装を着た人達が何やら料理をしている。どうやらスープのようだったが、僕は何もせず横を通り過ぎた。門をくぐると直ぐ右側にロココ様式の建物があった。どうも「おとぎの国」とは雰囲気が違う。門をくぐったところから真っ直ぐ歩くと直ぐに旧市街地メインである旧市街地通りに出た。言葉では上手く言い表せないが、そこを見て初めて「おとぎの国」という意味が分かったような気がした。特に教会の大きさには圧倒される。横にある建物がまるでおもちゃのようだ。

    レードはこの旧市街地通りともう一つの大きな通り、新市街地通りで行われるようだ。旧市街地にはこの2つの大きな通りが平行してある。「おとぎの国」の雰囲気はどうやら通りに建つ建物にあるようだ。ピンクや緑、青、黄色、白など様々な色の建物がある。道は石畳で中世の面影をそのまま残しているような感じだ。

料理をしている
 料理をしている

ロココ様式の建物
ロココ様式の建物

旧市街地
 旧市街地

旧市街地
旧市街地

旧市街地
 旧市街地
 

新市街地
新市街地
山の上にはお城が見える

    りに建つ家々の特に外観が面白い。単なる三角形ではなく色々装飾されている。尖っているものや丸みを帯びたものなど。それを見て歩くのも結構面白い。

家々の外観
 家々の外観

家々の外観
家々の外観

家々の外観
 家々の外観

家々の外観
家々の外観

家々の外観
 家々の外観

外観
外観

 

 

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