Passau
ドイツ・パッサウはドナウ河畔にあるドイツとオーストリア国境の街。チェコまでもそう遠くない。この街はドナウ
Donau
、イン Inn 、イルツ Ilz と3つの川が合流するところにある街として昔からその恵みを受けた。街の見所としては世界最大のパイプオルガンがある聖ステファン大聖堂など。この街は大きな川があり、山に囲まれているということで天候は目まぐるしく変わる。またアルプスの雪解け水の影響などからこの街はよく水没するらしい。
というわけで僕はパッサウへの旅日記を書こうと思ったのだが、この街は何度か訪れているので、日記形式ではなく僕が訪れたところを紹介するだけにしようと思う。ミュンヘンからパッサウまでは電車で2時間強。直通で行くことが出来る。そう遠くない。週末には週末チケットで平日にはバイエルンチケットで行くことが出来る。この2つのチケット、前者は週末のみ使えるもので、1日40ドイツ・マルクのチケットで5人まで電車に乗ることが出来る。バイエルンチケットは平日のみで同金額同人数。ただし行ける範囲はバイエルン内。つまりパッサウへは週末でも平日でも日帰りで簡単に行くことが出来るというわけである。
上にも書いたがパッサウは3つの川が合流する三角州上に構成された街でドナウ川にはオーストリア・リンツまでの遊覧船もある。前回僕がリンツを訪れたとき、出来ればパッサウまで船で帰ってきたかったのだが、ミュンヘン・リンツ間の往復チケットを既に購入していたので遊覧船には乗ることが出来なかった。で、ドナウ川沿いに遊覧船乗り場があるのだが、市庁舎など街の「顔」だけでなく対岸には要塞もあるので、おそらく中世以降はドナウ川からの恵みで発展した街なのだろう。
ドナウ川側から見た旧市街 中央に見えるのが大聖堂
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ドナウ川側から見た旧市街 中央右が市庁舎
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ドナウ川側から見た旧市街 聖パウル教会が見える
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ドナウ川とイン川合流 左に見えるのは要塞跡
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旧市街イン川側には遊歩道やベンチがあり、散歩する人の姿をよく見かける。僕は詳しくは分からないがイン川をわたった地域に古代ローマ人が生活をしていたらしい。それからもう1つの川、イルツ川は先の2つの川ほど大きくはないが、昔はこの川で真珠が採れたらしい。
イン川
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イン川沿いの遊歩道
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イン川
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イン川の水位計 どんな洪水になってもすぐ分かる
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イン川側から見た旧市街
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イン川沿いの遊歩道
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イン川と線路
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イルツ川
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3つの川の合流地点、つまり三角州の先端に行くとそこには合流地点をを示す碑があり、ここは公園のようになっている。また三角州の先端と反対側にはよく見ると昔の旧市壁が残っている。これは1250年に建設され、16世紀に修復されたということだ。
3川合流地点近くに建つ碑 向こうに見えるのはイン川
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合流地点 ここは三角州の先端
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旧市壁
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旧市壁
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