先のページでも書いたがパッサウは古代ローマ人がいた街でその歴史は長い。旧市街地からイン川を渡ったところには古代ローマ博物館もある。またそのあたりには中世の旧市壁やゼフェーリン門など古い街並みを観ることが出来る。
ゼフェーリン門 1412年に建設された
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古代ローマ博物館にある遺跡
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古代ローマ博物館に残る市壁
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旧市壁
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中世以降イン川地域は大きく発展せず、そのかわりにドイツ・オーストリアを結ぶドナウ川を挟んだ地域が発展するようになった。ドナウ川を挟んで旧市街地と反対する地域には上下2つの要塞があり、現在、上要塞は市立博物館とユースホステルとなっている。僕が市立博物館を土砂降りの中、訪れたときは既に閉館時間前で中に入ることが出来なかった。しかも時期的にバスが通っていない時期だったので、歩くのに疲れた。
上要塞から見た旧市街地方面 手前がドナウ川
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トンネル 左に見えるのは下要塞とイルツ川
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上要塞
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ドナウ川下要塞対岸にあるプレート 「ヨーロッパ都市パッサウ」
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上要塞(左)と下要塞(右)
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街の歴史が古いので壁には歴史的な絵が描かれてあったりする。そういえば日本で発売されているドイツの旅行ガイドに「パッサウの旧市街地は狭いのでまず迷うことはない」とだいたいの本に書かれているが、数多くの路地、坂道があるので僕は何度も迷子になってしまった。街の外から見ると分かりにくいが旧市街地、特に大聖堂があるあたりはかなりの高さになっているようだ。また教会下がトンネルになっていたりと狭い土地を有効に利用しているのが分かる。
壁画 坂になっている
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旧市街地のトンネル
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イン川沿いの道
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教会下のトンネル
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