|
||||||||||||||
おでかけ ドイツ・パッサウ |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
パッサウの市庁舎はドナウ川沿いにあり、増水によって何度も水没したらしい。市庁舎の壁には過去の増水記録が書かれてある。今年も僕が初めて訪れようとしたとき、その数日前まで雪解け水により街は水没していたらしい。で、その記録が書かれたところの横に、シシーの愛称で知られるエリザベートのレリーフがある。これは彼女がドイツからオーストリア=ハンガリーに嫁ぐとき、この街でドイツとお別れしたと説明されている。やはりドナウ川を利用してオーストリアまで行ったようだ。
市庁舎にある鐘(グロッケンシュピール)はバイエルン最大のもので毎日綺麗なメロディーを聴かせてくれる。また市庁舎には内部拝観可能な場所として市庁舎大広間と市庁舎小広間がある。僕はここでも何枚も写真を撮ってみたが照明が明るすぎたり、柱が邪魔だったりと上手く撮ることが出来なかった。壁や天井にはパッサウの歴史に関する絵が描かれている。小広間の壁にも絵が描かれているが、ここでは天井にある一枚の大きな絵に圧倒される。これはパッサウを表していてパッサウの女神パッサヴィア(絵上部)、その左に大聖堂、レジデンツ、またパッサヴィアの足下に3つの川を表した神が描かれている。
レジデンツは司教の宮殿で大聖堂に隣接して建てられ、市庁舎から少々登ったところにある。ここの内部は大聖堂と繋がっていて大聖堂の宝物館へ行くことが出来る。が、僕は行っていない。またレジデンツの階段はドイツ・バロック様式の階段でもっとも美しいものの一つとして数えられている。3階まであるのだが僕のカメラでは全体を入れることは出来なかった。
イン川沿いには遊歩道があると先に書いたが、しばらく歩くとパッサウ大学の校舎が見えてくる。芝生が拡がっていて学生などがよくここでやすんでいるようだった。大学の直ぐ近くにイン川を渡る歩行者・自転車専用の橋がある。
|
|
|