| そして陽が傾き始めた頃、ミュンヘンに戻るべくレーゲンスブルク中央駅に向かった。時間は既に午後8時半を回っており、ミュンヘンへの直通の電車はなく、ランヅフート乗り換えとなった。ランヅフートの駅に到着すると、陽も随分傾き、遠くの方に夕焼けが拡がっているのが見えた。この日のレーゲンスブルクの最高気温は24度、最低気温は11度と時々日差しが強く感じられる時もあったが、比較的過ごしやすい一日だった。今回のヴェルテンブルク、レーゲンスブルクへの旅はYさん、Hさんの同行といった旅だったが、自分としては非常に有意義な時間を過ごすことが出来、またお二人との旅は楽しかった。色々お世話になり感謝である。(2005年6月中旬ヴェルテンブルク編完)
注)石橋とブルックマンデルについて
石橋は1135-1146年に建設された(16のアーチ、全長330m)。流れの速いドナウに架けるには11年の年月を費やした。14世紀に建設されたゲートをくぐって石橋を進むと橋の左側に、大聖堂方面を見ている小男の像がある。Bluckmandl
ブルックマンデルと呼ばれるこの像は、石橋の建設に携わった建築士と言われている。
この建築士は大聖堂を作る建築士(彼は石橋建築士の師匠であった)と、石橋と大聖堂のどちらが早く完成するか競争をした。そこで石橋の建築士は大聖堂建設工事の進み具合を、ここに上って見張っていたということである。勝負は石橋の建設を進める建築士が悪魔と取引をし、悪魔の力を借りることによって石橋を完成させた。弟子との勝負に負けた大聖堂の建築士は未完成の大聖堂から身を投げ、同時に大聖堂も破壊されてしまったとのこと。ちなみに悪魔は石橋建築士と取引をしたが、悪魔は3つ(3人)の魂を望んだ。しかし建築士はそれらの魂の代わりに、犬、雄鶏、雌鶏を贈ったとのことである。また石橋の建築士は、悪魔と契約したことに対する罰として石橋の上に座らせられているという伝説もある。 |