おでかけ ドイツ・ケーニヒス湖 |
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ケーニヒス湖へ続く道を歩いていると、魚を体験出来る場所という看板があり、横道にそれるものの立ち寄ってみることにした。そこには幾つかの生けすがあり、ケーニヒス湖に生息する魚が飼われていた。ケーニヒス湖で主に見られる魚はカワマス、ニジマス、カワカマス、ペルカ(スズキの一種)と説明がある。ここでは魚を間近に見ることが出来るだけでなく、魚にエサを与えることも出来る。またそういった魚を通じてケーニヒス湖を身近に感じることが出来る場所にもなっている。
ここを回っている時に魚が焼かれている煙が見えた。近づいてみると少し煙かったが、美味しそうに魚が焼かれている。時間が少し早かったがここで昼食を取ることにした。魚は石焼きで焼かれたものと燻製のものがあり、僕たちは焼き魚の方を購入した。友人がおにぎりを握ってくれていて、それが魚と合って非常に美味しかった。聞けば朝4時に起きて用意してきてくれたとのこと。一粒一粒味わう気持ちで美味しくいただいた。
昼食を取った後、ケーニヒス湖へ続く道に戻った。暫く歩いていると民家などの数も増えてきてようやく湖畔に近づいてきたというのが感じられた。数台の観光バスが止まっている大きな駐車場が目に入り、またベルヒテスガーデン駅からのバス停もあり、ここがケーニヒス湖の湖畔だと分かった。ここには観光地らしく何軒ものお土産屋が並んでいる。
お土産屋が並ぶ道を歩いていると、プリンツレゲント・ルイトポルトの碑が見えた。保養地であるオーバースドルフにも彼のモニュメント(銅像)があるが、彼は自然を非常に好んでいたので、ここにもそのモニュメントが建てられたのだろう。ところで道端には望遠鏡が幾つか並んであり、それらは全て正面にある山の方向を向いていた。その方向にある山の頂上(1834m)にはヒトラーの山荘であるイーグルスネストが見える。それらの望遠鏡はヒトラーの山荘を見るために設置されてあるようだ。そういえばヒトラーが山荘に滞在している時には、山荘に赤いハーケンクロイツの旗が掲げられたが、その合図を確認するために望遠鏡が設置されたのだろうか(望遠鏡は有料)。しかしいずれにしても時々雲に包まれる山荘は幻想的な雰囲気がある。
お土産屋が続く道を更に歩いた。何故か靴下を売っているお店が目に付いた。 |
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