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おでかけ スイス・ザンクトガレン |
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旧市街地は、昔の面影を残しているためか、その道幅はかなり狭い。「〜通り(-str.)」ではなく、「〜小径(-gasse)」となっていることからも、それが分かる。また広場といっても、それは道が交差する場所といった感じで、それほど広くない。歩いていると木組みの家が意外と多いことに気が付く。それがよりゆっくりとした時間の流れを感じさせた。しかし旧市街地を少し出て、例えばザンクトガレン中央駅方面に歩くと、幾つものユーゲントシュティールの建物が目に留まった。キュビスムの建築もある。見ていて飽きない街並みである。木組みの家が建ち並ぶこの街にも、時代の流れが訪れたことが分かるだけでなく、19世紀に街の中心的存在である修道院が廃しされた後にも、ザンクトガレンに確かな文化が華開いたことも窺える。 また幾つかの広場、通りには場所の名を示す看板だけでなく、その名前に関する説明があって、その街の歴史を大切にしていることが分かる。しかし言い換えれば、それは失われていく過去への不安をも表している気がする。この街を見ていると、何故か歴史の流れに翻弄されたようにも感じることがある。そういった感情が何処から来るのか分からないが、いずれにしてもザンクトガレン修道院の存在が大きく影響していると思われる。
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