やまねこの物語

おでかけ ドイツ・ウルム

旅の目的

時期

観光

2003年8月中旬

 

大聖堂
 大聖堂

ウルム大聖堂

ケルンの大聖堂に次いでドイツで2番目に大きい教会
長さ125メートル、幅49メートル、礼拝堂の高さ42メートル、
面積6000平方メートル、収容人数20000人
定礎式1377年6月30日、完成1890年5月31日
建築期間513年
 

    のページでこの教会の塔はそれほど高いとは感じなかったと書いたが、大聖堂に近づくにつれ、正門の大きさなどからこの教会の巨大さが認識出来るようになった。大聖堂正面にあたる西側正面入り口の彫像がまず目に付くが、非常に細かく作られており、それだけでもこの大聖堂が芸術的にも非常に価値あるものだと分かる。

塔を見上げる
塔を見上げる

西側正面入り口
西側正面入り口

西側正面入り口の彫像
西側正面入り口の彫像

西側正面入り口
西側正面入り口

南西入り口の彫像
南西入り口の彫像

南東入り口の彫像
南東入り口の彫像

北西入り口
北西入り口

日時計
日時計

    聖堂の中に入ると、礼拝堂はゴシック様式ならではの繊細さが漂っている。この礼拝堂は5つの身廊からなるバジリカであるが、側廊の柱や床はステンドグラスを通過した光によって、赤紫色や黄色などに染まり、幻想的な空間を演出していた。ところでこの礼拝堂内部には数多くの円プレートがある。光り輝く金色で装飾された紋章が描かれたものが多いが、それだけこの大聖堂は王族や貴族にとって重要なものであったのだろう。同時にこの大聖堂の長い歴史をも感じることが出来る。

    たこの大聖堂は幾度かの増改築がなされている。この大聖堂は市の予算や市民の寄付によって建てられ、管理されてきたが、1530年ウルムは宗教改革に賛同し、プロテスタント側に引き渡された。その結果大聖堂内の多くの祭壇が破壊された。

大聖堂入り口
大聖堂入り口

礼拝堂
礼拝堂(中央身廊)

礼拝堂(側廊)
礼拝堂(側廊)

礼拝堂(側廊)
礼拝堂(側廊)

礼拝堂(側廊)
礼拝堂(側廊)

礼拝堂(側廊)
礼拝堂(側廊)

礼拝堂(側廊)
礼拝堂(側廊)

ステンドグラス
ステンドグラス

柱にあるマリアの壁画
柱にあるマリアの壁画

拷問の図?
拷問の図?

壁画
壁画

扉

プレート
プレート

プレート
プレート

プレート
プレート

パイプオルガン
パイプオルガン

床と椅子
床と椅子

椅子
椅子、高さが付いている

礼拝堂天井
礼拝堂天井

礼拝堂天井
礼拝堂天井

塔ホール(塔の真下)天井
塔ホール(塔の真下)天井

説教壇
説教壇(シルリン作、1510年)

懺悔室
懺悔室

 

    聖堂内陣において一際目を引くのが司祭席(1468年)と聖職者席(1469-74年)である。これらはイェルク・シルリンによってオーク材で作られた。聖職者席は内陣右側が女性、左側が男性の胸像で装飾されてある。これらは教会芸術の分野においてドイツの最高傑作の一つとされ、当時の技術力の高さを示している。同様に石造りの聖体安置所もドイツで最も美しい石造りの美術品の一つに挙げられる。

内陣方面フレスコ画
内陣方面フレスコ画

内陣方面フレスコ画
内陣方面フレスコ画

石造りの聖体安置所
石造りの聖体安置所
(シルリン作。1460-80年、高さ26メートル)

内陣
内陣
 

中央にある司祭席上部
中央にある司祭席上部

内陣のステンドグラス
内陣のステンドグラス(15世紀のもの)

最後の審判
最後の審判

聖職者席
聖職者席

聖職者席
聖職者席(内陣右側、女性)

聖職者席
聖職者席(内陣左側、男性)

聖職者席
聖職者席

ベセレ礼拝堂にある15世紀のステンドグラス
 ベセレ礼拝堂にある15世紀のステンドグラス

ナイトハルト礼拝堂にある15世紀のマリア像
ナイトハルト礼拝堂にある15世紀のマリア像

墓石
墓石

    の大聖堂内部には非常に多くの見所があり、これらを観るだけでもかなりの時間を費やした。一通り見回った後、大聖堂の塔に登ることにした。

 

  戻る

進む

menu
「おでかけ」のトップに戻る