やまねこの物語

おでかけ ドイツ・ザールブリュッケン

旅の目的

時期

オペラ鑑賞

2005年4月上旬

 

ドイツ・ザールブリュッケン Saarbruecken。この街を訪れたのは何度目だろうか。既にこのページでも何度か取り上げている(2003年7月「おでかけ・ザールブリュッケン」、前々回のおでかけ・ザールブリュッケン(2003年8月中旬・下旬)、前回のおでかけ・ザールブリュッケン(2004年新年)街の歴史等はこれまでのページを参照してください)。今までに何度か訪れた街だが春の季節に訪れるのは初めてだったので、その分楽しみも大きかった。

ミュンヘンからザールブリュッケンに向かうには途中マンハイムで乗り換える。マンハイムへ向かう ICE(都市間超特急)は満員で通路部分にも大きな荷物を持った人がいて、例えばトイレなど席を立つのも容易ではなかった。見ればこの電車はフランクフルト国際空港まで走っているので、それを利用する人が多く乗っているのだろう。

ヨーロッパ特急内
ヨーロッパ特急内

ヨーロッパ特急
ヨーロッパ特急


ザールブリュッケン中央駅マンハイムからは EC(ヨーロッパ特急、Gustave Eiffel 号)に乗り換える。パリ行きのこの電車は、思ったほど混んでおらず、比較的快適な旅だったといえる。パリ行きという表示を見ていると、このまま乗っているとパリにも行けるという気持ちが強くなり、今までシャルル・ド・ゴール空港以外利用したことがない僕は、遠いと感じていたパリへの距離が少し近くなった気がした。

EC は遅れることなく、ザールブリュッケン中央駅に到着した。荷物を置いて早速、街の中を歩いたが、空の色が絵に描いたような青色で、古い街並みに見られる赤色の壁が濃い影を作り、それらがより歴史ある建物に感じられた。逆に白い壁はまるでそれ自体が光を発しているようで眩しく見える。

街中を歩いてみると、気温は想像していた以上に暖かい。こんな日は外に出ると気持ちが良いからか、駅から街の中心ヨハネ広場まで続く歩行者天国となっている大きな通りには多くの買い物客の姿が見られ、幾つも並んだオープンカフェには暖かい午後の昼下がりを楽しんでいる人たちの姿があった。

トラム
トラム

トラム
トラム

トラムの待合所
トラムの待合所

ヨハネ教会
ヨハネ教会

市庁舎中庭
市庁舎中庭

市庁舎横
市庁舎横


街並みを撮影したがあまりに影が濃かったので白黒に編集してみた。これはこれで趣がある。

市庁舎
市庁舎

街並み
街並み

ヨハネ教会
ヨハネ教会

街並み
街並み


ところで街の中心ヨハネ広場周辺には幾つかの小径がある。そのひとつ、Froeschengasse (Froeschen=カエルの複数、カエル小径)は、背が低い建物が並び、かつては城壁であったところにあるので、その小径は曲線を描いている。もともとは手工業者や労働者が住んでいた一角だった。ミュンヘンでは見られないような雰囲気があって、個人的には面白く感じられる場所であるが、今回僕が訪れたときは、あまり人影が見られなかった。

カエル小径
カエル小径

看板
看板

カエル小径
カエル小径

カエル小径
カエル小径

カエル小径
カエル小径

カエル小径
カエル小径

 

 

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