2004年6月19日(土)、20日(日)にミュンヘン市の846回目の誕生日が祝われ、市創設祭が街の中心マリエン広場からオデオン広場にかけて行われた。市創設祭に関しては、このサイトでも過去に古い順から、(それぞれ別ページで開きます)「ミュンヘン市創設記念祭」「中世の味」「市の誕生日」「光の旅」を書いている。それらのページでも書いているように創設祭では色々なお店が出る。僕個人的な楽しみと言えば、バウムクーヘンのお店で、ここのバウムクーヘンを食べるために市創設祭を訪れていると言っても過言ではない。
バウムクーヘンのお店ではその場で焼かれたバウムクーヘンが小さく切って売られている。このようにして売られているのを僕はここ以外知らない。そのバウムクーヘンを食べるために今年2004年両日とも僕は友人と市創設祭を訪れた。そのお店は人気のようで、バウムクーヘンを買い求める人の列が出来ていた。薄らとチョコレートコーティングされたバウムクーヘンはコーヒーに非常に良く合っていて美味しい。
ところでお店でバウムクーヘンを買い求めた時、バウムクーヘンから湯気が立っているように見えたが、実はそれは人の吐く白い息だった。両日ともそれほど気温が低かった。雨が降っていたせいかもしれない。ただ幸運なことに友人とバウムクーヘンを食べている時は雨が降らなかった。マリエン広場とオデオン広場にはビアガーデンのように外にテーブルと椅子が並べられていたが、雨の中では座っている人は少なかった。
またバウムクーヘンと並んで人気のあるお店がある。中世のお菓子のお店だ。今まで何度かここを訪れた。ニワトコ、サルビア(とお店の人が言っていた)、リンゴを揚げたものや、ドーナツのようなものがあって、いつも買い求める人の列が出来ている。僕はサルビアを揚げたものを購入したが、味は見た目通りシソを揚げた感じだった。ところで日曜日はケーニヒ広場で
Sting の野外コンサートが予定されていたので、僕はそのお店でドーナツのようなものを購入してケーニヒ広場に向かって歩き出した。といってもチケットを購入して広場内で聴くのではなく、広場側でその音を楽しもうと思っていたのだが。それに関する日記はこちら。(別ウィンドウで開きます。)
以下の写真は全て2004年6月20日(日)に撮影したもの
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